どんなトレイル?
概要
トレイル名 | キラウエア・イキ・トレイル Kilauea Iki Trail |
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おすすめ度 | ハワイ島で最も人気のトレイル! |
距離 | 一周6.4km(高低差120m) |
標高 | 1,180m |
時間の目安 | 2.5時間
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施設 | 無料64台 非水洗&水洗 あり |
場所 | ハワイ火山国立公園 |
何を楽しむ?
広大な火口を歩いて横断できることが一番の魅力です。所々水蒸気が上がるキラウエア・イキ火口の底は、生きた火山を体感できる非日常の世界。風景がダイナミックに変化するので飽きません。
国立公園内には数多くの火口がありますが、「簡単アクセス」かつ「火口を歩いて横断できる」のはここだけです。
マップ
コースの特徴
国立公園として整備されているので安心感は抜群。クレーター・リム・トレイルと併せると、ぐるっと1周歩くことができます。すべての分岐に標識が立てられているので、迷うこともありません。噴火はしていないため、安全に歩くことができます。
注意点
歩く時間のおすすめは、駐車場が混み合わない朝。キラウエア・イキ展望台には64台分の駐車場がありますが、午前中から混雑しています。近隣のサーストン・ラバ・チューブの駐車場も使えますが、こちらは14台分しかありません。この2つのどちらかに駐車できない場合、次の候補はビジターセンターやプウプアイ展望台などになり、かなり長い距離を歩くことになります。
国立公園の入場ゲートでもらうパンフレットを持って歩きましょう。そこにはトレイルマップが掲載されていて、トレイル名・分岐・ポイントからの距離が一目で分かります。スマホのGoogle Mapsでは現在地を示せて良いのですが、トレイル名が表示されません。マップとスマホの合わせ技なら完璧。
ハイキングコースに石を積み上げることは禁止されています。トレイルでは石を積み上げたものを道標(ケルン)とし、正規ルートを示しているからです。
記念に積み上げたその石は、最悪の場合、別のハイカーを遭難させるかもしれません。イキ・トレイルでは遭難の危険は少ないと思いますが、歩く人の少ない溶岩原のトレイルなどでは十分あり得ると思います。
子どもと楽しむ
レポート
火口の往復
2019年夏は、コースの半分が閉鎖されていました。前年となる2018年5月、すぐ隣のハレマウマウ火口が水蒸気爆発を起こして火口が崩壊し、地震による多数の地割れが発生したからです。周囲は点検と修繕が必要となり、閉鎖が続きました。イキ・トレイルは2020年に全面が再オープンしています。
この時計回りルートは、最短距離で火口へ下りたい方にもお勧めです。
本文
火口を一周
お知らせ Update:2022年
コースは現在も変わりませんので、参考にしていただけます。新型コロナの影響により、歩く際の注意点が国立公園から発表されています。
子連れの方への参考に、最少年齢で歩いた際のレポートを掲載しました。その後、幼稚園時代や小学生時代にも難なく歩くことができています。
本文
アクセス
- ハワイ火山国立公園
- キラウエア・ビジター・センターから5分
- ヒロから40分
- コナから2時間
トイレは2か所です。キラウエア・イキ展望台に非水洗トイレ、サーストン・ラバ・チューブに水洗トイレと水道があります。
無料 非水洗/水洗 あり
歩き方3選
上のレポートではぐるりと一周歩いていますが、この周辺はトレイルが多く整備されているので、少し工夫すると様々な歩き方ができます。
最短で火口へ
「展望台から眺めて終わり」では、もったいない! 最短コースで火口へ下りるために、ぜひ1時間半の時間を作ってみて。火口の底に立つだけで、その大きさや迫力を感じ、価値ある体験ができます。スタート地点はキラウエア・イキ展望台。時計回りにサーストン・ラバ・チューブ方向へ歩きます。
- 往復1.5時間 + 火口での滞在時間
溶岩洞との周遊
隣接する溶岩洞(サーストン・ラバ・チューブ)は見学必須の人気スポット。500年前に溶岩が流れていたトンネルです。歩く距離は1kmほどプラスされますが、行かなきゃ後悔です(笑)
- 一周 7.2km/3時間
巨大火口めぐり
「キラウエア・カルデラ」と「キラウエア・イキ火口」。2つの巨大火口の底に降りる、火山満喫の周遊コースです。違いを比較しながら楽しめるのが魅力。
- 一周 10.2km/4.5時間
Hiking Log (Kilauea Iki Trail)
2000.02